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第二次世界大戦中、ストックホルムに駐在武官として赴任した夫・小野寺信少将のもとへ、小野寺ゆり子は向かう。「情報の神様」と称される信は、陸軍参謀本部ロシア課の情報将校である。ロシア語とドイツ語に堪能で、その誠実さから多くの国のスパイに信頼される信の事務所は、やがてヨーロッパにおける最重要な日本の情報拠点となる。ストックホルム到着の日から、ゆり子は夫の情報活動を支える。信が入手した極秘情報を暗号化し、毎日参謀本部へ暗号電報を送り続けた。機密保持のため、この情報活動は夫婦二人が協力して担ってきた。

























