

- TMDB 評価
- ★ 5.8
- 20件の評価
- 人気度
- 1.4
ブラク・チェヴィクの長編第2作は、殺人捜査を内側から反転させた、魅惑的で驚きに満ちた作品だ。犯罪の動機を真に理解できるのかという問いを投げかける。冒頭は現在。姿の見えない語り手が、恋人の疎んじる母親を暗殺するまでを語る。その言葉に重なるのは、都市の疎外感と街灯の毒々しい輝きを映した空虚な映像だ。やがて時間は遡り、共犯者となる恋人たちの初めての出会い、眠れぬ夜と翌朝にかけて芽生える互いの惹かれ合いと倦怠感が描かれる。チェヴィクは確かなスタイルと映画形式を曲げる意志でこの物語に臨み、愛と死をめぐる複雑で引きつけてやまない二重の省察へと辿り着く。
出演
動画
FRAGMAN: Aidiyet / Belonging (2019)

