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忘れられかけていたもう一つの実話が描かれる。幼き‘葉問’(トニー・ワン)は異母兄の‘葉泉思’(バン・ソウホン)と共に、父の意向により詠春拳の名手として名高い‘陳華順’(サモ・ハン・キンポー)の弟子として詠春道場に入門する。そこで葉問は兄と共に詠春拳の鍛錬に励み、卓越した実力を認められるようになる。その後、香港へ留学した葉問はそこで‘梁碧’という老人から特別な武術を伝授される。これは従来の詠春拳を実戦向けに変形させたもので、伝統的な武術家たちからは異端視されていた。しかし葉問は詠春拳の世界化のためには実戦武術への変形が必要だと認識し、梁碧から変形詠春拳を教わる。留学後、葉問は中国の仏山に戻り、詠春拳の大衆化のために努力するが、伝統詠春拳のみを認める詠春拳協会との対立が深まっていく。そんな中、日本は大陸侵略の野心を露わにし、中国の経済と文化に徐々に介入し始める。その過程で詠春拳協会の会長が殺害される事件が発生し、対立関係にあった葉問がその犯人として名指しされるのだが…


























