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日本の半植民地時代だった第二次世界大戦直後の中国。混乱した社会の中で生まれるのは不信と搾取ばかりだ。働きもせず盗みを繰り返す街のならず者「シャオドンベイ」もまた同じである。神父を脅して米を盗み、物乞いをする子どもの首飾りまで盗み取る救いようのない人物だ。金になるものなら何でも盗み、その日暮らしを続ける彼にとって、国の未来など眼中にない。偶然が必然となり、必然が運命へと変わっていく。盗みを働いて投獄されたシャオドンベイは、ひどい拷問を受けて死にかけている革命党員と出会う。しかしシャオドンベイが関心を持つのは、彼が脱いだ服と靴だけだ。結局それらを持って家に帰る途中、見知らぬ者たちに襲われる。異変を察知したシャオドンベイは、靴の中にメモを見つける。日本人が武器を買うために用意した金塊を奪おうというものだった。金の匂いを見逃す彼ではない。革命党員たちとの取引の末、彼らの計画に加わり、その見返りに金を手にするシャオドンベイ。しかしその金が災いを呼び、父の死が続く。彼を信用しきれずにいた革命党員たちは彼に背を向けてしまう。結局、無念の死を遂げた者たちを前に、独り正面から立ち向かうシャオドンベイ。もはや彼はただのならず者ではない。

























