2025年4〜6月期 日本ドラマ総まとめ

編集部 · 2026-10-07

2025年4〜6月に放送が始まった日本ドラマは65作品。春クールの民放連続ドラマ平均視聴率1位はTBS日曜劇場『キャスター』で、初回14.2%、平均11.0%を記録した。フジテレビでは11年ぶりの続編『続・続・最後から二番目の恋』と、視聴率よりも見逃し配信で注目を集めた『波うららかに、めおと日和』が話題になった。平均5.0%だった『あなたを奪ったその日から』がNetflix日本のTV番組TOP10に10週とどまるなど、視聴率と配信の成績が食い違う作品もあった。

視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区の世帯視聴率。Netflixの順位はNetflix公式の週間ランキング(日本のTV番組TOP10)。

『キャスター』── 春クール民放視聴率1位

TBSの日曜劇場で4月13日から6月15日まで全10話が放送された。視聴率が低迷する民放の報道番組に招かれたキャスター・進藤壮一(阿部寛)が局内のタブーに立ち向かう報道ドラマで、槌谷健らによるオリジナル脚本。永野芽郁、道枝駿佑、月城かなとが共演した。

初回14.2%が作品最高で、最終回12.0%、平均11.0%と、春クールの民放連続ドラマで最も高い平均視聴率を記録した。Netflix日本のTV番組TOP10に7週入り、そのうち1週は1位だった。第29回日刊スポーツ・ドラマグランプリ(春ドラマ)で作品賞と主演男優賞(阿部寛)を受賞した。

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『続・続・最後から二番目の恋』── 11年ぶりに帰ってきた大人の恋愛ドラマ

フジテレビ「月9」枠で4月14日から6月23日まで全11話が放送された。2012年と2014年に放送されたシリーズの続編で、鎌倉を舞台に、50〜60代になった吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)、そして長倉家の日常を描く大人の恋愛コメディ。前シリーズと同じく岡田惠和が脚本を手がけ、飯島直子、内田有紀、坂口憲二が共演した。

初回9.4%が作品最高で、最終回8.2%、平均7.7%を記録した。

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『波うららかに、めおと日和』── 見逃し配信が支えた人気

フジテレビの木曜劇場で4月24日から6月26日まで全10話が放送され、最終日にはFODで特別編が配信された。昭和初期を舞台に、帝国海軍中尉の江端瀧昌(本田響矢)と妻・なつ美(芳根京子)の新婚夫婦の不器用な恋を描くラブコメディで、講談社『コミックDAYS』で連載された同名漫画が原作。泉澤陽子が脚本を手がけ、山本舞香、小関裕太が共演した。

視聴率は初回5.9%、最高6.4%(第9話)、平均5.8%で、第1〜4話の見逃し配信の再生数は第5話の放送前までに累計1,300万回を超えた。第124回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞、主演女優賞(芳根京子)、助演男優賞(本田響矢)、助演女優賞(山本舞香)、監督賞を受賞した。続編は2026年10月15日に放送予定。

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『あなたを奪ったその日から』── Netflix日本TOP10に10週

関西テレビの制作で、フジテレビ系の月曜夜10時枠で4月21日から6月30日まで全11話が放送された。食品事故で娘を亡くした母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした総菜店の社長の娘を連れて逃げるヒューマンサスペンスで、池田奈津子のオリジナル脚本。大森南朋、高橋光臣が共演した。

初回6.0%が作品最高で、平均は5.0%だった。一方でNetflix日本のTV番組TOP10には4月27日の週から6月29日の週まで10週入り、そのうち3週は1位だった。4〜6月期に始まった日本ドラマのなかで、Netflix日本TOP10に最も長くとどまった作品だ。

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『PJ 〜航空救難団〜』── 航空自衛隊の救難部隊の教官と訓練生

テレビ朝日の木曜ドラマとして4月24日から6月19日まで全9話が放送された。航空自衛隊航空救難団の救難員(PJ)を育成する教育隊で、教官の宇佐美誠司(内野聖陽)と訓練生たちがぶつかり合いながら成長していく職業ドラマで、髙橋泉のオリジナル脚本。神尾楓珠、石井杏奈、前田拳太郎が訓練生役で出演した。

初回8.8%が作品最高で、最終回6.0%、平均6.5%を記録した。Netflix日本のTV番組TOP10には2週入り、最高8位となった。

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『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』── 家事の価値を問うホームドラマ

TBSの火曜ドラマとして4月1日から6月3日まで全10話が放送された。専業主婦を選んだ村上詩穂(多部未華子)が、共働きの母親や育休中の父親など立場の異なる隣人たちとぶつかりながら「家事」の価値を問う物語で、朱野帰子の小説『対岸の家事』(講談社)が原作。江口のりこ、ディーン・フジオカ、一ノ瀬ワタルが共演した。

初回6.5%でスタートし、第6話で作品最高の6.6%を記録、最終回6.1%、平均6.0%だった。

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『私の夫と結婚して』── 韓国ウェブ小説の日本版

6月27日からAmazon Prime Videoで毎週金曜日に配信された全10話。2024年にtvNでドラマ化もされたソン・ソジャクのウェブ小説『私の夫と結婚して』が原作で、友人と夫に裏切られて命を落とした神戸美紗(小芝風花)が10年前に戻り、運命を変えようとする。韓国のアン・ギルホが監督、大島里美が脚本を務め、佐藤健、横山裕、白石聖が共演した。

FILMARKS AWARDS 2025 配信ドラマ部門優秀賞を受賞した。

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